1. 電子帳簿等保存の改正点 電子データの保存の事前承認制度が廃止
2. 電子取引の改正点 出力書面の保存による代替措置が廃止に(紙に印刷して保存は不可)
3. スキャナ保存の改正点 タイムスタンプの期限が大幅に緩和(遅延なくから最長2ヶ月+7日以内に) 紙原本の廃棄が可能に
Foxit PDF Editor Pro を立ち上げ、変換メニューからスキャナからを選択しスキャンを実行しPDFを作成します。
タイムスタンプは重ねられませんので送り手側または受領側のどちらか一方がタイムスタンプを打ちます。また送り手側と受領側の双方共にタイムスタンプの付与がない場合は、受領側にNTPサーバーに同期したシステムが必要になります。
タイムスタンプは、データが「いつ」の時点で存在し、それ以降改ざんされずに証拠性を保っている事を第三者的に証明する事ができます。タイムスタンプを押してファイル名に「取引年月日」「取引金額」「相手方」を統一した順序でつけデータの保存に関する社内の事務処理規定とともに格納先に保存すれば、削除・訂正・ログの確認のための難しいシステムの導入も不要です。またタイムスタンプは有効期限が10年とされていますので、タイムスタンプの付与で、法人税法で定める帳簿書類保存期間の7年を満たすことが可能となります。
(1) Foxit PDF Editorの保護メニューからe-timingのプルダウンメニューからタイムスタンプ環境設定を選択します。
(2) 印面設定タブのタイムスタンプの印影を表示するのチェックを外します。※AcrobatReaderなど他社製Readerでも署名の有効性が確認可能になります。
(3) 保護メニューのe-timingプルダウンメニューからスタンプの生成を選択しPDF上の任意の場所にスタンプします。
(4) タイムスタンプを押したPDFは、開く毎にデータの存在と非改竄の証明が行われるようになります。
設定はホームメニューからタイムスタンプサーバーを選択し、各サービスから提供されたタイムスタンプサーバーのURLと発行されたユーザー名とパスワードを入力するだけの簡単な作業です。
タイムスタンプを押印するのもワンタッチです。保護メニューのタイムスタンプを追加アイコンをクリックしタイムスタンプ付きのPDFを任意のフォルダ等に保存するだけです。(目視できる陰影等はありません。)
また、データ保存の際には、「取引年月日」「取引金額」「相手方」の項目にて検索ができること、真実性の要件として、ある時刻にそのデータが存在しており、それ以降改ざんされていないことを証明すること、そして税務職員による質問検査権に基づく電磁的記録のダウンロードの求めに応じることができるようにすることが必要です。
電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律施行規則 第2条第6項第2号ロ (2) 課税期間(国税通則法(昭和三十七年法律第六十六号)第二条第九号(定義)に規定する課税期間をいう。)中の任意の期間を指定し当該期間内に付したタイムスタンプについて一括して検証することができること に対応したバッチ検証が可能です。
Foxit PDF Editor Proの保護メニューのバッチ検証プラグインアイコンのプルダウンメニューからフォルダを指定することでタイムスタンプの一括検証ができます。
Foxit PDF Editorは、サービスの利用開始から1年間お使いいただける、10回 / 月・120回 / 年のタイムスタンプを無料でバンドルしておりますので、導入したその時からすぐにタイムスタンプが使えます。月10回以上のタイムスタンプが必要な場合と2年目以降は、アマノタイムスタンププラグイン1年単位回数無制限サブスクリプションをFoxitオンラインストアで追加購入いただけます。
Foxitオンラインストアはこちら から。※「アマノタイムスタンププラグイン1年単位回数無制限サブスクリプション」のご使用には、サブスクリプション版のFoxit PDF Editor(Win)またはFoxit PDF Editor Proが必要です。旧Phantom PDFをお持ちのお客さまがご使用の際には合わせてFoxit PDF EditorまたはPro版へのアップグレードをお願いします。