大企業の多くは、コンプライアンスやコーポレートアイデンティティ、アクセシビリティなどについてビジネス全体で標準化が必要な文書を、大量に受け取り、また作成しています。
請求書や帳票、ファックスや電子メールのような紙の書類や電子文書を、組織で確実に閲覧、操作、アクセスできるように、長期保存可能な規格に準拠した形式に変換します。
Rendition Server は既存の IT 環境やワークフローとシームレスに統合して、データの操作やログ機能、サードパーティ製品とも連携する高い拡張性を提供します。
明快に構造化されていて、使いやすく完璧な処理を実行できる ― それが Rendition Server です。管理者がアプリケーションを Rendition Server に統合したり、システム全体を集中管理できるようにしたりすることを目的としており、Web サービスおよび明確に API の定義されたソリューションをベースに、開発者や実際に作業されるユーザーが満足いただけるように設計されています。
最も優先されるべきことは信頼性です。それは Rendition Server も例外ではありません。システムの高い可用性を高いレベルで維持するため、個々の処理のまとまりに対してインテリジェントなフェイルオーバーシステムを統合しました。例えば、1 つの処理が失敗した、またはサーバー全体で問題が起きた場合、ジョブスケジューラが瞬時に問題を把握して、自動的に別のノードにジョブを転送します。もちろん、Rendition Server はどのノードが現在どのジョブを処理しているか、常に補足しています。
ABBYY 社の OCR テクノロジーが組み込まれており、すべての PDF と PDF/A ファイルのフルテキスト検索が可能です。また同様に、XML 形式、MS Word 形式、プレーンテキストなど追加形式でファイルを出力できます。
可能な限り短時間で大量の処理行い、必要に応じてピーク時の高負荷でも応答することも、Rendition Server の特長です。これには処理能力を柔軟に拡張できることが不可欠です。システム内のジョブの分配が明確に定義されているので、適切にインストールして設定されたサーバーであれば、必要なときにいつでも既存の構成の容量を増強して、直ぐに利用を再開できます。
標準のインストールでは、対応することができない、個々のレベルの変換の要件も当然存在します。このため Renditon Server はそのような要件をも実現できる高い柔軟性を備えています。システムのインターフェイスは公開されており、完全に文書化されていて、誰でも利用できます。
Rendition Server はグラフィカルな管理インターフェイスを提供しています。さらに、すべての制御コマンドとパフォーマンスデータを、操作とメンテナンスのための Web サービスインターフェイスを使用して呼び出すことができるので、Rendition Server を IT 管理システムにシームレスに統合して、集中処理を実現できます。
Rendition Server によって目的を大きく推進できます。本製品はユーザーにコントロール可能かつ強力な PDF 変換インフラストラクチャを提供します。新しい処理を設定したり、既存の処理をカスタマイズしたり、複製、変更したりすることもできます。また特別な機能やサードパーティ製の変換ツール、社内ソリューションを必要に応じていつでも統合することができます。こうすることで、今までのビジネスの過程で導入されていた個別の PDF 関連ソリューションを Rendition Server に集約することができます。
設定の変更や新しい処理のセットアップをしている最中でも、Web ベースの管理インターフェイスによって、システムの概要をリアルタイム監視することができます。管理システムは、Rendition Server の O&M REST Web サービスインターフェイスを使用しており、これは他の管理システムとの統合にも使用することができます。今後の運用を評価するために広範なログを利用することができ、実際に計測した測定データは容量増設の検討に活用できます。
必要であれば、IT 管理者はワーカーノードをネットワークに追加することで、既存の容量を簡単に拡張できます。かつては各処理ポイントでハードウェアに十分な処理能力が要求されていましたが、今や処理能力は集中的に管理されます。結果として、Rendition Server はシステムの統合に大きな貢献を果たすことができます。
Rendition Server は興味深い製品となるでしょう。なぜならば今後、すべての環境 (すべてのシステムとプログラミング言語) が 1 つ強力な変換プラットフォームを利用することができるからです。Web サービスインターフェイスはプラットフォームの複雑な仕組みを統合して、高品質な PDF および PDF/A ファイルを送りたい場所に配信します。システムの高い信頼性を背景に、企業は他の分野に注力することができます。また、Foxit とのパートナーシップによって、世界的に有力な PDF スペシャリストがビジネスをサポートします。
Rendition Server はインテグレーターとソフトウェアサプライヤーとって、今後の課題に対応する柔軟で強力なシステムを構築することができる、必要かつ適切な集中処理システムの基盤となるソリューションです。以前は PDF プリンターが一般的に使用されていましたが、安定した使い易い、そして一際優れたスケーラビリティのあるプラットフォームである本製品を PDF の作成のために利用することができます。Rendition Server は他のコンバーターや社内ソリューションを使用するために拡張できるので、不自由なく活用することができます。また製品を、定評のある Foxit の優れたサポートが支援します。
Rendition Server という、規格化された最先端の文書変換プラットフォームによって、幅広いビジネスプロセスを強化することができるようになります。以前は複数の PDF ツールを使用してバラバラな品質レベルや特性の文書を作成していましたが、今後はそれらの機能を連結・調和させて管理された変換エンジンで作業できるようになります。既存の確立された、実証済みの機能を集中処理できるので、これまでは対応できなかった多くのオプション機能を、容易に実現できるようになります。
Rendition Server は集中処理による PDF/A 準拠の変換や、ビジネス全体を通したコンプライアンスルールの継続的な適用など、文書に関する一般的な課題に最適なソリューションです。Rendition Server によるソフトウェアインフラストラクチャの統合と、根本的な簡略化による包括的なアプローチによって、リスクを最小限に抑えながらコストの削減を支援します。Foxit Enterprise Rendition Server には時間をかけずに移行することができます。
Rendition Server は最小で 2 つのノードで構成されています。1 つのノードは 1 つのサーバー (物理または仮想) として理解することができます。Rendition Server のアーキテクチャでは、ノードを管理ノードとワーカーノードの 2 種類に区分しており、それぞれ 1 つ以上が必要です。
管理ノードは Web 変換サービスをホストし、リクエストおよび関連する作業項目の処理を行ないます。また、データベースとの接続を維持し、操作、監視、制御に関するすべての処理を行います。
ワーカーノードとは「作業サーバー」です。その環境や Rendition Server ネットワークの全体については関知していません。ワーカーノードには管理ノードによって作業項目が直接割り当てられます。
すべての変換ジョブは、Web 変換サービスにリクエストを送信することから始まります。リクエストには、入力と出力、選択された変換設定(ストラテジー)、そしてクライアントによって追加されたプロパティが含まれています。
それぞれのストラテジーでは、実行すべきプロセスと、標準プロパティを定義します。これらのストラテジーは管理ノードに格納され、常に処理工程のタイプ(アセンブリラインタイプ)に関連付けられています。
アセンブリラインタイプは、明確に定義された順番で 1 つ以上のステーションという単位で構成されており、標準ステーションとカスタムステーションの両方を含むことができます。それぞれのステーションは、変換プロセス内の 1 つのサブ機能に特化しています。
個々の機能は複数のアセンブリラインタイプに割り当てられます。ステーションはこれらの機能まとめて 1 か所に定義するのに使用します。これによって品質を向上させ、冗長なプログラミングを回避します。カスタムステーションは通常、顧客またはパートナーの要件で構築されます。標準の Rendition Server には含まれない機能をサポートし、提供します。
カスタムステーションは .NET アセンブリで実装され、カスタムステーションのプラグインインターフェイスを通じて Rendition Server で使用できます。これらのカスタムステーションは、カスタムのアセンブリラインタイプに統合する必要があります。このカスタムのアセンブリラインタイプに基づいた適切なカスタムストラテジーが、与えられたリクエスト内で指定されます。
カスタムステーションは、通常のステーションインターフェイスを使用するため、カスタムのアセンブリラインタイプ内の他の Foxit 標準ステーションと組み合わせることもできます。これによって、詳細を気せずに効率性の高い、強力なアセンブリラインを作成することができます。
管理ノードはリクエストを受け取ると、それを 1 つ以上の作業項目に変換します。これらの作業項目は、ワーカーノードによって並行して処理されます。処理の最後に管理ノードはすべての作業項目を受け取って、適切な応答を返します。管理ノードはプラグインインターフェイスを通じて、外部コードを実行するための別の方法も提供します。この機能は例えば、作業項目の配布に作用させるために使用することができます。
作業項目は管理ノード内で作成され、通常は 1 つのワーカーノードに送信されます。そして、処理の終わりにそれを管理ノードに戻します。作業項目がワーカーノード間で送受信されることはありません。したがって、すべての作業項目は、現在のワーカーノードの容量と作業項目の優先度に基づいて自由に設定できます。
Foxit Mixed Raster Content 圧縮技術 (MRC layer-based process) を使用
サポートする 64bit オペレーティングシステム。
※今後、対応するデータベースエンジンの追加を予定しています。
すべての Office 形式のファイルを直接、または電子メールの添付ファイルとして処理するため Office アプリケーションのインストールが必要です。
まずは試用版で Foxit の高機能な PDF SDK ソリューションを評価して、市場をリードするアプリケーション開発者とデバイスメーカーが、自社製品の開発で Foxit テクノロジを信頼している理由を実感してください。
それは、Foxit のすばらしい速度、高品質、わずかなフットプリント、使いやすさ、業界最大の PDF 開発チームのサポートを実感していただけるものと確信しております。
製品に関するご質問は、専用フォームよりお問合せください。
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